直腸と粘膜の境目を歯状線と言います。この歯状線よりも内側にできた痔核を内痔核と言います。痛みを感じることが少なく、出血して初めて痔核に気づく方が多いです。進行すると排便時に痔核が肛門の外に出てきます。内痔核は症状の進行によって4段階に分類されます。
痛みはない 排便時に出血することがある |
排便時の痔核が脱出するが自然に戻る 痛みを伴うことがある |
排便時に痔核が脱出し、指で押し込まないと戻らない | 痔核が常に脱出しており、指で押し込んでも戻らない |
歯状線よりも外側にできた痔核を外痔核と言います。血管が集まった部分(静脈叢)がうっ血し膨らんだ状態です。歯状線の外側は皮膚で、皮膚には神経があるので痛みを感じします。出血はほとんどありません。外痔核の中に血栓ができる血栓性外痔核というのもあります。この場合は激痛が伴います。
当院では内痔核に対して内視鏡的痔核結紮術を行っております。この手術は内視鏡で痔核を観察しながら小さな輪ゴムをかけて縛ります。痔核の血流が断たれ、4~5日ほどすると痔核が脱落してきます。内痔核の周りは神経がなく、痛みも感じないため、麻酔の必要もありません。術後もすぐに普段通りの生活を送れます。
内視鏡の先端を掃除機のように陰圧をかけて内痔核を引き込み、ゴム輪を素早くかけます。
まずは診察のご予約をお取りください。お電話でもインターネットでも可能です。
問診票にご記入いただき、診察を行います。触診のあと肛門鏡で詳しく観察します。
ご指定の手術日にご来院いただきます。内視鏡で肛門内を観察しながら痔核を結紮します。
1週間後に再度ご来院いただき、痔核の状態を確認します。
約9割の方に治療効果が認められます。痛みや出血の合併症が起こることはかなり稀で、起こったとしても数日のうちに軽快します。麻酔も使用せず、日帰り手術が可能です。しかし、外痔核や脱肛を起こしてしまっている内痔核の場合は適応ではありません。
1.身体的負担の少ない入院不要の日帰り治療
当院で行ういぼ痔の手術は全て日帰り手術です。日帰り手術は入院の必要がないため、時間的拘束がないだけでなく、入院費が必要ではないので費用的負担を抑えることができるというメリットもあります。また、痔の内視鏡治療は麻酔を使用しないことから、治療直後の様々な生活制限はありません。
2.プライバシーを考慮した診察
肛門科の受診でご来院された方のプライバシーを考慮した診察や検査を行っております。周りの方へ「肛門科の受診」と知られないように可能な限り配慮しておりますので安心してご来院ください。
3.無料駐車場完備
当院には14台分の駐車場(第2駐車場も含む)をご用意しております。患者様ならどなたでも無料でご利用いただけます。市外や県外からご来院される方はぜひご利用ください。
クリニック名 | まつもとデイクリニック |
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住所 | 〒781-0088 高知県高知市北久保2-39 |
電話番号 | 088-880-0533 |
高知駅から
タクシーの方:高知駅北口より乗車(約10分)
バスの方:県交通バス乗車「北御座バス停」下車(約8分)、
バス停より徒歩約4分
高知ICから
南へ1.5km(車で5分)、かつや高知インター店から東へ600m